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マクドナルド(2702)の株主優待は何株から?1年以上保有の条件と使い方

2026 9/03
株主優待
2026年7月18日2026年9月3日
にーと
日本マクドナルド(2702)の株主優待
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この記事の判断軸:マクドナルドの優待は、バーガー・サイド・ドリンクの券を期限内に使う頻度、利用店舗や注文条件、必要資金に対して年間で使い切れる金額かで判断します。普段から利用しない人は、優待券の額面をそのまま実質利回りにしないようにします。

「マクドナルド 株主優待」――ハンバーガーチェーン最大手を運営する日本マクドナルドホールディングス(証券コード2702、東証上場)は、株主優待を実施している銘柄として個人投資家によく知られています。優待の中身は店舗で使える「優待食事券(商品お引換券)」で、実用性の高さが特徴です。

この記事では、「いくら投資すればもらえるのか」「1年以上持つ必要があるのか」「配当と合わせた利回りはどのくらいか」といった疑問について、公式IR・公式FAQなどの一次情報をもとに客観的に解説します。数値には出典と確認日を添えていますので、投資判断の材料として活用してください。

※本記事は特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。制度・数値は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

株主優待そのものの仕組み(もらい方・種類・使う際の注意点)を先に押さえておきたい方は、株主優待とは?仕組み・もらい方・種類・注意点を初心者向けにやさしく解説もあわせてご覧ください。

目次

日本マクドナルドホールディングスの株主優待、何がもらえる?

もらえるのは「優待食事券(商品お引換券)」です。1冊は6シートで構成され、1シートに「バーガー類」「サイドメニュー」「ドリンク」の無料引換券が各1枚(計3枚)付きます。つまり1冊=18枚=6食分という計算です。

もらえる冊数は保有株数によって変わります。1回の権利確定あたりの冊数は次のとおりです。

保有株数 1回あたりの冊数 枚数・食数の目安
100〜299株 1冊 18枚(6食分)
300〜499株 3冊 54枚
500株以上 5冊 90枚

優待は年2回(6月・12月の権利確定)実施されるため、年間の冊数は上表の2倍です。100株保有なら年間2冊(36枚・12食分)が目安になります。(出典: マクドナルド公式IR 株主優待ページ https://www.mcd-holdings.co.jp/ir/individual/shareholder_benefits/ 、公式よくあるご質問 https://www.mcdonalds.co.jp/cservice/list.shareholderbenefit2/ 、確認日2026-07-18)

優待をもらうための条件

優待を受け取るには、権利確定日の時点で一定数の株式を保有している必要があります。ポイントは「必要株数」と「継続保有条件」の2つです。

必要株数は100株から

優待の対象となる最低株数は100株(単元株数)です。100株未満の単元未満株(1株単位で買える株式)は対象外とされています。(出典: 公式よくあるご質問、確認日2026-07-18)

「継続保有」の条件がある

この優待には、2023年に新設された継続保有条件があります。具体的には、6月30日・12月31日時点の株主名簿に、同一株主番号で3回連続して100株以上の保有が記載されている株主が対象とされています。年2回の権利確定を3回連続で通過する必要があるため、実質的に1年以上の継続保有が求められることになります。

この条件は2023年12月19日に発表され、2024年6月末の権利分から段階的に適用が始まり、2024年12月末の権利分で完全適用となりました。買ってすぐの短期保有では優待をもらえない仕組みに変わった点は、購入前に押さえておきたいポイントです。(出典: 公式IR 株主優待ページ、日本経済新聞 2023年12月報道、確認日2026-07-18)

いつまでに買えばいいか

権利を得るには「権利付き最終日」までに株式を買い付けておく必要があります。一般に権利付き最終日は権利確定日の2営業日前が目安ですが、具体的な日付は年によって異なるため、売買時は証券会社が案内する日程を必ず確認してください。

必要投資額はいくら?

優待対象の最低単位は100株です。株価約7,510円(2026年7月16日時点)で計算すると、必要投資額は次のようになります。

7,510円 × 100株 = 約751,000円(約75万円)

株価は日々変動するため、購入するタイミングによって必要額は増減します。300株なら約225万円、500株なら約375万円が目安です(いずれも2026年7月16日時点の株価による概算)。(出典: 松井証券 2702株価ページ、Yahoo!ファイナンス 2702、確認日2026-07-18)

優待食事券はいつ届く?権利確定日と発送スケジュール

権利確定日は毎年6月30日と12月31日の年2回です。それぞれの時点で継続保有条件を満たす株主に優待が贈られます。食事券の発送時期の目安は次のとおりです。

権利確定日 発送時期の目安
6月30日(6月末権利分) 同年9月下旬
12月31日(12月末権利分) 翌年3月末

権利確定から食事券が届くまで、おおよそ3か月ほどかかる計算です。発送は順次行われるため、時期は前後する場合があります。(出典: 公式IR 株主優待ページ、確認日2026-07-18)

優待の使い方

優待食事券は、券面の「バーガー類」「サイドメニュー」「ドリンク」それぞれの引換券を対象メニューと引き換えて使います。1枚につき商品1つとの引き換えです。

優待食事券の利用方法について、マクドナルドホールディングス公式IR「株主ご優待について」では「日本国内のマクドナルド店舗でご利用いただけます」としたうえで、「一部ご利用いただけない店舗がございます」と注記されています。使えない注文方法も公式に明示されており、デリバリーサービス・モバイルオーダー・セルフオーダーキオスク(タッチパネル式の注文端末)では利用できません。公式アプリのヘルプセンターでも、モバイルオーダーは「マクドナルドモバイルオーダーでは、株主優待券の利用ができません」、マックデリバリーは支払い方法の案内で「株主優待券、マックカードの利用はできません」と案内されています。店舗に併設されたマックカフェ バイ バリスタも対象外です。一方、夜マックでは使えると明記されています。なお、ドライブスルーや店頭カウンターでの可否については公式サイトに個別の記載が見当たらないため、判断に迷う場合は店舗でご確認ください。(出典: マクドナルドホールディングス公式IR「株主ご優待について」 https://www.mcd-holdings.co.jp/ir/individual/shareholder_benefits/ 、公式よくあるご質問 https://www.mcdonalds.co.jp/cservice/list.shareholderbenefit2/ 、https://www.mcdonalds.co.jp/cservice/list.shareholderbenefit/ 、公式アプリヘルプセンター https://appcs.mcdonalds.co.jp/hc/ja/articles/4403315537167 、https://appcs.mcdonalds.co.jp/hc/ja/articles/4836470151439 、確認日2026-08-08)

有効期限は券面(表面)に記載される形式で、日数は券ごとに異なります(出典: マクドナルドホールディングス公式IR「株主ご優待について」 https://www.mcd-holdings.co.jp/ir/individual/shareholder_benefits/ 、確認日2026-08-08)。

配当+優待の実質利回り

この銘柄を評価するうえでは、「配当利回り」と「優待の価値」を分けて考えると分かりやすくなります。

配当利回りは約0.85%(2026年予想ベース)

年間配当金は増配傾向にあります。直近の推移は次のとおりです。

決算期 年間配当金(1株あたり)
2023年12月期 42円
2024年12月期 49円
2025年12月期 56円
2026年12月期(予想) 64円

2026年12月期の予想配当64円を株価7,510円(2026年7月16日時点)で割ると、配当利回りは 約0.85%(64円 ÷ 7,510円)となります。100株保有なら年間配当額は6,400円(64円×100株、2026年予想ベース)です。配当利回り単体では0.85%と低めであり、この銘柄は優待の価値も含めて評価する必要があるタイプといえます。(出典: IRBANK 2702配当推移 https://irbank.net/E03366/dividend 、確認日2026-07-18)

優待の金銭価値は「上限試算」で考える

前提として、優待食事券は商品との引換券であり、公式に金額(金銭価値)が定められているわけではありません。以下の金額換算は、あくまで「引き換えられる商品を店頭価格に置き換えたらいくらか」という推計であり、選ぶメニューによって実際の価値は変わります。1シートで最も高い商品を選んだ場合の試算は次のとおりです。

引換カテゴリ 最大額(店頭価格の目安)
バーガー類 最大720円
サイドメニュー 最大380円
ドリンク 最大370円
1シート合計 最大約1,470円

この計算では、1冊(6シート)は最大約8,820円相当、100株の年間(2冊)で最大約17,640円相当になります。ただしこれは民間の株主優待情報サイトによる試算値であり、公式発表ではありません。安いメニューを選べば価値は下がるため、「もらえる額面が確定している」わけではない点に注意してください。(出典: 株主優待情報サイト kabuyutai.com https://www.kabuyutai.com/kobetu/mcd-holdings.html 、確認日2026-07-18)

配当+優待を合算した場合の概算

優待を「最大額の商品で使い切った」という前提で合算すると、配当6,400円+優待価値(上限)17,640円相当=最大約24,040円相当です。これを投資額75万円で割ると、概算利回りは約3.2%になります。ただしこれは「優待を上限額のメニューで使い切った場合」の試算であり、選ぶメニュー・株価・配当予想の前提が変われば数字も変わります。優待の価値をどう見積もるかで実質利回りは大きく上下する点を理解したうえで参考にしてください。

同じ外食業界の株主優待として、すかいらーくホールディングス(3197)の株主優待|内容・条件・投資額を解説もあります。実質利回りや優待の使い勝手を比較検討する際の候補になります。

優待の変更履歴

近年の変更を整理すると、優待の「中身」は変わらない一方、「もらえる条件」が厳しくなったという流れになります。

優待食事券の構成(バーガー類・サイドメニュー・ドリンクの引換券が各1枚のシート方式)自体は、大きな変更なく続いています。変わったのは条件面で、前述のとおり2023年12月に継続保有条件が新設され、2024年12月末の権利分で完全適用となりました。これにより、株式を買ってすぐの株主は優待の対象外となり、実質的に1年以上の継続保有が必要になっています。短期の「優待取り」を目的とした保有では受け取れなくなったのが直近の大きな変更点です。(出典: 日本経済新聞 2023年12月報道、ダイヤモンドZAi 解説記事、確認日2026-07-18)

こんな人に向いている/向いていない

ここまでの事実を踏まえると、この銘柄の優待には次のような特徴があります。あくまで事実の整理であり、購入を勧めるものではありません。

向いていると考えられる人

  • マクドナルドを日常的に利用し、食事券を無理なく使い切れる人
  • 1年以上の中長期での保有を前提にできる人(継続保有条件を満たせる)
  • 配当利回りの低さ(約0.85%)を、優待の実用価値と合わせて評価できる人
  • 店舗のカウンターで注文する使い方が中心の人(デリバリー・モバイルオーダー・セルフオーダーキオスクでは使えないため)

向いていないと考えられる人

  • 短期保有で優待だけを狙いたい人(継続保有条件で対象外になる)
  • 普段マクドナルドを利用せず、食事券を使い切りにくい人
  • 配当利回りの高さを重視する人(単体では約0.85%と低め)
  • デリバリーやモバイルオーダー、セルフオーダーキオスクでの注文が中心の人(いずれも優待券が使えない)

外食チェーンの株主優待をほかにも比べてみたい場合は、トリドールホールディングス(3397)の株主優待も参考になります。

自分の生活圏でよく使う店舗があるかどうかも、銘柄を選ぶ際のポイントです。 同様に外食系の優待として、コメダホールディングスの株主優待もあります。

注意点・リスク

購入を検討する前に押さえておきたい注意点を、事実ベースで整理します。

  • 100株未満は対象外:単元未満株(1株単位の保有)では優待をもらえません。
  • 継続保有1年の壁:3回連続の保有記載=実質1年以上の保有が必要で、短期保有では受け取れません。
  • 使える注文方法が限定される:公式IRによると、デリバリーサービス・モバイルオーダー・セルフオーダーキオスク(タッチパネル式の注文端末)では優待券を利用できません。マックカフェ バイ バリスタも対象外です。ドライブスルーや店頭カウンターでの可否は公式サイトに個別の記載がないため、判断に迷う場合は店舗でご確認ください。
  • 使えない店舗がある:公式IRは「日本国内のマクドナルド店舗でご利用いただけます」としつつ、「一部ご利用いただけない店舗がございます」と注記しています。
  • 転売は禁止されている:公式IRに「株主ご優待券は転売禁止とさせていただいております」と明記されています。
  • 配当利回りは単体では低め:2026年予想ベースで約0.85%です。優待価値を含めて評価する必要があります。
  • 優待の価値は確定額ではない:金銭価値は公式に定められておらず、選ぶメニューによって変わります。上限試算をそのまま「もらえる額」と考えないよう注意が必要です。
  • 株価変動のリスク:株価は変動するため、優待・配当の価値以上に値下がりする可能性があります。

なお、1回の会計で使える引換券の枚数上限については、公式に「それぞれのお引換券は切り離して1枚ずつご利用いただけます」と案内されているものの、1会計あたりの上限枚数の記載は確認できませんでした。東証の市場区分は東証スタンダードです(松井証券ほか複数の証券会社サイトで確認・確認日2026-08-08)。

現在の株主優待は100株から。ただし1年以上の継続保有が必要

マクドナルドの株主優待は、株数が多いほど優待食事券の冊数が増える仕組みです。現在は、6月30日と12月31日の株主名簿に、同じ株主番号で3回以上連続して記載され、100株以上を継続して保有していることが基本条件です。

保有株式数 継続保有期間 1回に届く優待食事券
100株以上300株未満 1年以上 1冊
300株以上500株未満 1年以上 3冊
500株以上 1年以上 5冊

優待食事券は、バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの引換券がそれぞれ6枚ずつ入った1冊です。100株なら1回につき1冊、年2回なら年間2冊を受け取る計算になります。ただし、優待の冊数を受け取るには保有株数だけでなく継続保有の条件も満たす必要があります。

初めて買う人は、すぐに優待を受け取れない

たとえば2026年6月30日基準日に初めて100株を保有した場合、同じ株主番号で2026年6月30日、2026年12月31日、2027年6月30日の3回連続で記載される必要があります。この場合、最初に優待の対象となるのは、最短で2027年6月30日基準日分です。

権利確定日だけを見て、基準日前に100株を買えばその回から届くと考えると間違えます。「100株を持っていること」と「1年以上継続して記録されていること」は別の条件です。買付日、株主名簿に記載される基準日、優待券の発送時期を分けて確認してください。

優待食事券はどこで使える?使えない注文方法もある

優待食事券は、日本国内のマクドナルド店舗で利用できます。バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの引換券をそれぞれ1枚ずつ使う形式で、セット商品に含まれるバーガー類やサイドメニュー、ドリンクから選べます。期間限定商品や朝マックの商品も対象に含まれますが、店舗や時間帯によって販売していない商品があります。

一方で、デリバリーサービス、モバイルオーダー、セルフオーダーキオスクでは利用できません。店舗で注文するときに優待券を提示する必要があるため、普段からモバイルオーダーや宅配を中心に使う人は、額面どおりの価値を受け取りにくい場合があります。

使い方 利用可否
店舗カウンターで注文 利用できる
バーガー・サイド・ドリンクの引換 利用できる
デリバリー 利用できない
モバイルオーダー 利用できない
セルフオーダーキオスク 利用できない

優待券の有効期限は券面に記載されています。期限を過ぎると使えないため、年間の受取冊数が多い人ほど、家族で使う予定や来店頻度を先に考えたほうがよいでしょう。優待券を使うために必要以上に来店すると、優待額以上の支出につながることもあります。

制度の条件と利用制限は変更される可能性があります。購入前には、日本マクドナルドHDの公式優待ページで最新情報を確認してください。

まとめ

日本マクドナルドホールディングス(2702)の株主優待のポイントを整理します。

  • もらえるのは優待食事券(商品お引換券)。100株で1回1冊(18枚・6食分)、年2回なので年間2冊が目安。
  • 対象は100株(単元株)から。2023年新設の継続保有条件により、実質1年以上の保有が必要。
  • 必要投資額は約75万円(株価7,510円・2026年7月16日時点の100株換算)。
  • 権利確定は6月末・12月末の年2回。食事券は権利確定の約3か月後に発送。
  • デリバリーサービス・モバイルオーダー・セルフオーダーキオスクでは優待券を使えない(公式IR)。マックカフェ バイ バリスタも対象外。夜マックでは使える。
  • 配当利回りは2026年予想ベースで約0.85%。優待価値(上限試算・最大約17,640円相当/年)を含めた概算利回りは約3.2%(上限で使い切った場合の試算)。

配当利回り単体は低めですが、身近な店舗で使える食事券という実用性が特徴の銘柄です。優待の金銭価値は選ぶメニューによって変わるため、「額面が確定している」と考えず、自分の利用頻度に合うかで判断するのが現実的といえます。制度や数値は変更される場合があるため、購入を検討する際は必ず最新の公式情報を確認してください。

(本記事の数値・制度に関する確認日:2026-07-18。株価は2026年7月16日時点。掲載内容は将来変更される可能性があります。)

最終更新日:2026年8月20日

公式情報・参考資料

本文の制度・数値・利用条件は、確認日時点で公開されている資料をもとにしています。制度や条件は変更されることがあるため、購入・利用前に最新の資料をご確認ください。

  • www.mcd-holdings.co.jp|関連資料
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