サイドFIRE夫婦の生活費を公開|40代DINKs・月15万円のリアル家計簿

サイドFIREを考えている夫婦にとって、「実際に生活費はいくらかかるのか」が一番気になるところだと思う。

私は40代、年収350万のDINKs(子なし夫婦)。6年前に資産3,000万・配当月16万の状態でサイドFIREに踏み切った。現在は資産が5,000万に増え、配当は月27万。週3日のフリーランスとして働いている。

この記事では、そんな私たち夫婦の月々の生活費を項目別にすべて公開する。節約テクニックの指南書ではなく、「実際にこうやって暮らしている」という記録だ。

目次

月の生活費は約15万円|項目別の内訳

まず全体像から。私たち夫婦の月の生活費は約15万円。総務省の「家計調査」(2025年)によると、二人以上世帯の消費支出は月平均約31.4万円なので、平均のおよそ半分で暮らしていることになる。

(参照:総務省統計局「家計調査報告」

項目別の内訳はこうだ。

  • 住居費(住宅ローン):約4万円
  • 食費:約3万円
  • 光熱費:約2〜5万円(季節で変動)
  • 通信費:約1万円
  • その他(日用品・医療・交通など):約2〜3万円
  • 合計:約13〜16万円(平均すると月15万円前後)

ひとつずつ補足していく。

住居費|月4万円の住宅ローン

持ち家のローン返済が月4万円。これは地方都市で築年数のある物件を選んだ結果だ。賃貸ではなく持ち家を選んだのは、長期的に住居費を固定できるという判断だった。

サイドFIREを前提にすると、毎月の固定費が読めるかどうかが重要になる。ローンは完済時期が決まっているので、将来の生活費シミュレーションが立てやすいという利点がある。

食費|月3万円・自炊中心の暮らし

夫婦二人で食費は月3万円前後。外食はほぼしない。週末にまとめ買いをして、平日は自炊が基本だ。

ブランド食材にこだわることはないが、食べたいものは普通に食べている。制限しているという感覚はあまりない。

ただし正直に言うと、サイドFIREしてからは出前を頼む頻度が少し上がった。在宅時間が長いので、つい楽をしてしまう日がある。これは想定外の支出だった。

光熱費|月2〜5万円の季節変動

光熱費は季節による振れ幅が大きい。夏と冬はエアコンの稼働時間が長くなるため、月5万円近くになることもある。春・秋は2万円程度で済む。

会社員時代は日中不在だったので電気代はもっと安かった。サイドFIRE後は在宅時間が増えた分、電気代は確実に上がった。これはFIRE前に見落としがちなポイントだと思う。

年間で平均すると月3万円前後。冬場の暖房費がもっとも大きい。

通信費|月1万円・楽天の株主優待を活用

スマホは夫婦二人分で月1万円程度。ここで使っているのが楽天グループの株主優待だ。通信費を直接的に下げる手段として、株主優待は地味だが確実に効く。

格安SIMに切り替えるという選択肢もあるが、株を保有することで優待の恩恵を受けつつ、配当も得られるので一石二鳥になっている。

FIRE前後で変わった支出・変わらなかった支出

サイドFIREして6年。振り返ると、変わった支出と変わらなかった支出がはっきりしている。

減った支出

  • 交際費:会社の付き合いがなくなり、飲み会や冠婚葬祭以外の出費がほぼゼロに
  • 被服費:在宅中心なのでスーツやオフィス用の服が不要に
  • 交通費:通勤がなくなり、電車代・ガソリン代が大幅に減少

増えた支出

  • 電気代:前述のとおり、在宅時間の増加で確実に上がった
  • 出前・テイクアウト:在宅だと気軽に頼んでしまう。月に数千円だが積もると大きい

ほぼ変わらなかった支出

  • 食費:自炊中心のスタイルはFIRE前から変わっていない
  • 住居費:ローンなので変動しない
  • 通信費:株主優待の活用もFIRE前から継続

トータルでは、FIRE前より月2〜3万円ほど減った。交際費の削減が最も大きかった。

生活費を抑えるために意識していること

節約術というほどのものではないが、いくつか意識していることがある。

  • ぜいたく品やブランド品は買わない。欲しいものがないわけではないが、優先順位が低い
  • サブスクは定期的に見直す。使っていないサービスは即解約する
  • 大きな出費が必要なときは、1週間寝かせてから判断する

大事なのは「節約している」という意識を持ちすぎないことだと思う。ストレスを感じながら切り詰めると長続きしない。私たちの場合、もともと物欲が少ないので、自然とこの金額に収まっている。

配当月27万円で生活費はカバーできるか

現在の配当収入は月27万円。生活費が月15万円なので、配当だけで生活費は十分にカバーできている計算だ。

(参照:金融庁「NISA特設ウェブサイト 資産形成の基本」

ただし、配当収入には約20%の税金がかかる。NISA枠で保有している分は非課税だが、特定口座の分は手取りが減る。税引き後の実質手取りベースで計算することが重要だ。

私たちの収入構成はこうなっている。

  • 配当収入:月27万円(税引前)
  • フリーランス収入:週3日の労働で変動あり

配当だけで生活費を賄えているので、フリーランスの収入はほぼ全額が再投資に回る。これが6年間で資産が3,000万から5,000万に増えた大きな理由だ。

6年前のサイドFIRE開始時は配当が月16万円だった。当時は生活費をギリギリ賄える程度で、フリーランス収入がなければ不安だった。時間をかけて配当が育ったことで、今はかなり余裕がある。

サイドFIRE夫婦の生活費で大事なこと

月15万円という数字だけ見ると、かなり切り詰めているように見えるかもしれない。でも実感としては、特に我慢している意識はない。

DINKsであること、地方の持ち家であること、もともと物欲が少ないこと。こうした条件が重なって、この金額に落ち着いている。子どもがいる家庭や都心に住んでいる場合は、当然もっとかかるだろう。

サイドFIREを目指す夫婦にとって大事なのは、「他人の生活費をそのまま真似する」ことではなく、自分たちの生活スタイルに合った金額を正確に把握することだと思う。

まとめ|月15万円で暮らすサイドFIRE夫婦のリアル

  • 40代DINKs夫婦の生活費は月15万円前後
  • 住居費4万+食費3万+光熱費2〜5万+通信費1万+その他
  • FIRE前後で交際費が大きく減り、電気代が増えた
  • 配当月27万円で生活費はカバーできている
  • 大事なのは「自分たちの適正金額」を知ること

サイドFIREは派手な暮らしではないけれど、自分の時間を取り戻せたという実感がある。生活費の不安が少なくなった分、日々の選択に余裕が生まれた。

※この記事は著者個人の体験に基づくものであり、特定の投資手法や金融商品を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。資産運用にはリスクが伴い、元本保証はありません。最新の税制や制度については、金融庁や各金融機関の公式情報をご確認ください。

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